手作り布マスク寄付活動「布マスクaction」
コロナ禍で誰もが大変な時代。
こんな時代だからこそ芽生える、「誰かの役に立ちたい」という気持ち。
その気持ちを布マスクに込めて、マスクを必要とされている方の元にお届けしませんか?
福祉施設さんをはじめ、本当に困っている方やつらい思いをされている方に有志の方にお作り頂いた手作りの布マスクをお届けしています。
マスクをお作り頂いた方の心にも、お届けした方の心にも、優しい想いの温もりが届きますように。
手作りマスク寄付活動
布マスクaction(アクション)の想い
2020年4月、はじめての緊急事態宣言の直前、どこに行ってもマスクを購入する事が出来なかった時期にこの活動は発足しました。
最初は私の子供達が通う保育園に自分の手作りマスクを寄付したのがきっかけで、元々はその保育園の職員さん全員分お渡ししたらそこで完結するつもりでした。
しかし、途中でゴムが足りなくなり、通販や店舗でも全く在庫がなくて買えなくて困り、SNSで「ゴムを分けてください」と呼びかけた所、たくさんの方が反応してくれて。
皆さん「少しでも協力したい」と言ってくれて。
その時に、「誰かのチカラになりたい」いう想いをたくさんの方が持っている事に気がつきました。
必要としてくれる人がいて、想いを届けたい人がいる。
布マスクを作ってくれる方、
素材を寄付してくれる方、
寄付先などの情報提供してくれる方、
窓口担当を担ってくれる方。
たくさんの方が、それぞれ自分の得意な事、出来る事を持ち寄ってくれました。
結果、呼びかけからわずか10日間で120枚ものマスクを数件の保育園や子供食堂などにお届けする事が出来ました。
さらに続々と手作り布マスクが集まり、募集から約1ヶ月半で665枚もの布マスクをお届けすることが出来ました!
それぞれの小さなアクションが繋がって、大きな大きなチカラになりました!
そして、私自身この活動を通して気がついたのは、「誰かのチカラになっていると思うと、自分もチカラをもらえる」という事。
自粛生活の悶々とした気持ち、苛立つ気持ちがスッと落ち着き、暖かい気持ちに変わるのです。
寄付をしてくれた方々も同じ様に感じてくれている様で、皆さん「こういう機会をくれてありがとう」と言葉を添えてくれます。
私の方が、ありがとうなのに!
たかが布マスクかもしれないですが、こんなにも「ありがとう」の循環が生まれた事に凄くびっくりしています。
最初に呼びかけをする時、「お節介かな?」「自分のエゴかな?」「誰も手をあげてくれなかったらどうしよう」とか色々躊躇しましたが、今は勇気を出して発信して良かったと思っています。
もし、同じ気持ちの方が各地でアクションを起こしてくれ、この笑顔の循環がどんどん広まってくれたら素敵だなとも思っています。
自分にできる事をできる範囲で。
無理なく楽しく続けていく。
支援は、細くても長く続けていく事が大切だと感じています。
今はどこでもマスクを購入出来る様になりましたが、まだまだ必要としてくれる方は多いと思います。
最初の活動の時とは状況が違うので、今回の第二期では、「布マスクと一緒に思いを届ける」という事をテーマに、家族と離れ心細い想いをしている子供達や、コロナ禍で地域と繋がる事が困難になっている福祉施設さんなどを中心にお届けし、「あなたに心を寄せる人がいるよ!」というメッセージもお伝え出来ればいいなと思っています。